ユーフォルビア ムランジーナ
Euphorbia mlanjeana
EM-02雌株
2022年3月に輸入した発根済みの株です。
画像撮影日2026/05/06
発根管理が難しいのがムランジーナ。
現地では、買物ビニール袋をポットの代用にして発根チャレンジしています。
また火山石を手に入れる事が出来ない状況の現地では、
現地発根株などありえません。
私は日本で、ムランジーナの発根管理を沢山行ってまいりました。
発根率は10%〜15%です。
その中で雌株は、更に1/10の確率です。
本種の管理方法について、たくさんの問い合わせいただいております。
ここに詳しく説明させていただきます。
モザンビーク共和国の標高1000m〜1200mに自生している本種。
冬季の夜は氷点下にはならないですが、0℃に近い温度になる事もあります。
しかしながら冬季にも拘わらず、昼間は25℃前後まで温度が上昇します。
また降水の状況も日本とは大きく異なり、3ヶ月以上も雨が降らない事もあります。
それらを考慮すると、夜露で水分を補給している事になりますね。
現地からの報告にあわせて、自社では以下の管理方法を行っております。
基本的に年中野外の雨晒しでの管理。
霜が降りたり、積雪する時期にのみ室内で管理します。
秋から春までの低温時の水遣りは、緑のサボテン状の枝に元気がなくなったり、パワーを感じなくなった時点でたっぷりと水を与えております。
人為的に水遣りをするのは極稀です。
基本的に放置しています。
春から秋までは、可能な限り直射日光の下で管理します。
その間に雨が続いても室内には取り込みません。
春から秋まで、肥料はIB肥料をランダムに少量与えております。
ハイポネックスの微分等を与えると、面白いほど目に見えてサボテン部分が成長します。
しかしながら、一気に成長した部位は自力で冬季に落としてしまいます。
その様な展開を繰り返して成長していく過程に寄り添うと、
ムランジーナの大きな個体は、想像を絶する年月を生きてきたと思わず想像してしまいます。
厳つくカッコいい唯一無二の表現を示すムランジーナですが、
腐り易く気難しいという声を耳にしております。
完全に立ち上がった本種は、寒暖差にも強く、虫もつかず、強健そのものです。
思い切って野外の雨晒しで管理しましょう。